アンケート集計結果と教会堂の倒壊について思うこと

昨年末に実施された「会員の現状調査アンケート」について集計結果のまとめを担当しました。 集計結果をまとめていて特に次の点がポイントになると感じています。

① 山荘の利用人数が減る傾向があり、後継者が決まっていないケースもあって、今後更に会員が減る可能性がある → 現状認識と共有化の必要性

② 大多数の会員が世代交代の必要性を感じている → 実行に移していく必要性

③ 高齢化・会員数の減少に対して何らかの手を打つべきだが、具体的な対策が講じられていない ④ 村の活性化には具体的な対策案が必要 → クリスチャン村会員一人ひとりにとっての課題と捉えて具体的な計画を立てていく必要性

⑤ クリスチャン村の活性化には「ホームページ・会員ページの有効利用」、「第三世代の運営への参加」、「行事や SNS を通じてのコミュニケーション緊密化」等が大切 意識的・積極的に実行していく必要性

これらはいずれも「世代交代」がキーポイントとして関わってくるテーマだと思います。 

2月に起こった「教会堂の倒壊」は、これからのクリスチャン村の運営と将来への展望に大きな影響を与える出来事でした。 これから「教会堂の再建」が検討され計画される事になりますが、それにはアンケート結果に見られる「世代交代」や「活性化」などの「方向性」を考慮して勧めていく事が大切だと感じます。 それは「これまでの踏襲(過去)」に留まる事なく、「これからの将来を見据えた新しい考え方と進め方(未来)」を見つけて行くことに他ならないと思えます。 その意味で「教会堂の倒壊」は、「再建計画の検討」を通じてクリスチャン村としての新しいステップを踏み出すためのきっかけとして与えられたチャンスなのではないかとも思えます。 そして、この機会に会員が相互の意識を確認し合って、あらためて一つのコミュニティーとしてのクリスチャン村の在り方を構築していけたら素晴らしいと思います(村上 N: 2022-05-20)。

池の平クリスチャン村・アンケート 参考資料     2021-12-28

ICA 会員の皆様
2023年の池の平クリスチャン村設立60周年に向けて、理事会より「会員の皆様の現状を把握し、今後の運営の参考とするためのアンケート」が実施されています。 ホームページの改定を担当して以来、クリスチャン村の現状・課題・活性化に関連する要因や過去の経緯などを個人的にまとめてきました。 それによって、会員の ICA 会員の年齢構成や活性化の為の課題など、現在のクリスチャン村の現状が浮き彫りになってきました。 このような情報を共有する事でアンケート調査への参考になればと考え投稿させて頂きました。 以下に内容の一部を抜粋してありますが、詳しくは PDF の資料をダウンロードしてご覧頂ければ幸いです(ご意見・ご希望などコメント欄をご活用下さい)!

[ICA会員の年齢構成と課題]

現在 ICA会員の年代として多いのは ① 85歳以上(第1世代)、② 69歳から 77歳まで、③ 55歳から65歳(②と合わせて第2世代)の3つのグループに分かれています。 第2世代は今後も年齢層によって十年〜数十年の間会員としての活動が可能と考えられますが、第1世代については「次世代への継承」が早急に必要です。

[クリスチャン村の活性化に必要な要因と関連性]

左のチャートはクリスチャン村の活性化に関連する要因・課題・アプローチと必要なアクションを示しています。 先ず考えておく必要があるのは 1) 適正会員数は? 2) クリスチャン村をどのような形の集まり・環境にして行くのがよいのか? という点です。

資料全文のダウンロードはこちらから  

これからの ICA と私: 村上伸明

ICA ホームページの改定に携わるようになって、これからの ICA について会員募集をどのように展開して行くのがよいか?という事をより具体的に考えるようになりました。 私自身、クリスチャン村には 53年来お世話になっていてその変化を目の当たりにして来ました。 もう20年以上前になると思いますが、田中穂積さんが「クリスチャン村の将来」に危機感を持たれて「活性化の為の問題提起」をされたことがありました。 現在、会員の老齢化と会員数の減少はより切実になってきています。 個人的には「今のままのクリスチャン村が保たれる」のが何よりですが、クリスチャン村の将来のあり方は考えて行かなければならないと感じています。 

一昨年(2019年)の秋に仕事をリタイヤして、母親から兄、兄から甥(村上元気)を経て会員を引き継いでクリスチャン村で過ごせる時間が増えて来ましたが、1973年以来仕事にかまけてだいぶ長らくクリスチャン村との接点が薄れていました。 その為会員の皆さんとのコミュニケーションも浅くなってきていましたので、新しいコミュニケーションツールとしてのホームページや LINE を通じて情報交換・意見交換を深めて行きたいと思っています。 

今後、ホームページに掲載する内容やコミュニケーションのあり方などについて考えて行ければと思いますので、意見交換を活発化させていく為のアイディア等あらためてよろしくお願いします!