池の平クリスチャン村の将来に向けて: アンケート結果にもとづく活性化の為のプラン

2022年2⽉24日の「教会堂が積雪のために倒壊」というクリスチャン村にとって始まって以来の事態発⽣に対し、8月13日の総会に向けて「教会堂再建への一歩を踏み出して行こう」という提案が理事会から示されています。 一方、昨年(2021年)末に実施したアンケートの集計(「アンケート結果のまとめ」)からクリスチャン村の将来像として見えてきたのは ① 高齢化に伴う会員数減少、② 世代交代の必要性、③ 活性化の為の具体的な対策と実行の必要性(第3世代の運営への参加や SNS を通じたコミュニケーションの緊密化等)などの課題です。

今これから取り組もうとしてしている「教会堂再建の計画」には、将来を見据えた「次世代の為の村作り(再建を目指す教会堂は次の世代が有効に活用出来るようにして行きたい)」というテーマが関わってくると思います。 そしてこれは「これからのクリスチャン村の将来と教会堂の再建をどのように考えて実行していくか」という目的に対して、世代を超えてクリスチャン村全体として取り組んでいくべき課題であると考えます

この資料は「教会堂の再建」を「活性化を目指した世代交代と具体的な対策」を踏まえて、実現に結びつけていく可能性に向けて準備しました(あくまでも個人的な見解です)。 創立以来保たれてきた「クリスチャン村の素晴らしい環境」をこれからも⼤切に維持し、更に次の世代に末永く引き継いで行く為の一助になることを願っています。 村上 伸明 (2022/07/27)

アンケート集計結果と教会堂の倒壊について思うこと

昨年末に実施された「会員の現状調査アンケート」について集計結果のまとめを担当しました。 集計結果をまとめていて特に次の点がポイントになると感じています。

① 山荘の利用人数が減る傾向があり、後継者が決まっていないケースもあって、今後更に会員が減る可能性がある → 現状認識と共有化の必要性

② 大多数の会員が世代交代の必要性を感じている → 実行に移していく必要性

③ 高齢化・会員数の減少に対して何らかの手を打つべきだが、具体的な対策が講じられていない ④ 村の活性化には具体的な対策案が必要 → クリスチャン村会員一人ひとりにとっての課題と捉えて具体的な計画を立てていく必要性

⑤ クリスチャン村の活性化には「ホームページ・会員ページの有効利用」、「第三世代の運営への参加」、「行事や SNS を通じてのコミュニケーション緊密化」等が大切 意識的・積極的に実行していく必要性

これらはいずれも「世代交代」がキーポイントとして関わってくるテーマだと思います。 

2月に起こった「教会堂の倒壊」は、これからのクリスチャン村の運営と将来への展望に大きな影響を与える出来事でした。 これから「教会堂の再建」が検討され計画される事になりますが、それにはアンケート結果に見られる「世代交代」や「活性化」などの「方向性」を考慮して勧めていく事が大切だと感じます。 それは「これまでの踏襲(過去)」に留まる事なく、「これからの将来を見据えた新しい考え方と進め方(未来)」を見つけて行くことに他ならないと思えます。 その意味で「教会堂の倒壊」は、「再建計画の検討」を通じてクリスチャン村としての新しいステップを踏み出すためのきっかけとして与えられたチャンスなのではないかとも思えます。 そして、この機会に会員が相互の意識を確認し合って、あらためて一つのコミュニティーとしてのクリスチャン村の在り方を構築していけたら素晴らしいと思います(村上 N: 2022-05-20)。

池の平クリスチャン村・アンケート 参考資料     2021-12-28

ICA 会員の皆様
2023年の池の平クリスチャン村設立60周年に向けて、理事会より「会員の皆様の現状を把握し、今後の運営の参考とするためのアンケート」が実施されています。 ホームページの改定を担当して以来、クリスチャン村の現状・課題・活性化に関連する要因や過去の経緯などを個人的にまとめてきました。 それによって、会員の ICA 会員の年齢構成や活性化の為の課題など、現在のクリスチャン村の現状が浮き彫りになってきました。 このような情報を共有する事でアンケート調査への参考になればと考え投稿させて頂きました。 以下に内容の一部を抜粋してありますが、詳しくは PDF の資料をダウンロードしてご覧頂ければ幸いです(ご意見・ご希望などコメント欄をご活用下さい)!

[ICA会員の年齢構成と課題]

現在 ICA会員の年代として多いのは ① 85歳以上(第1世代)、② 69歳から 77歳まで、③ 55歳から65歳(②と合わせて第2世代)の3つのグループに分かれています。 第2世代は今後も年齢層によって十年〜数十年の間会員としての活動が可能と考えられますが、第1世代については「次世代への継承」が早急に必要です。

[クリスチャン村の活性化に必要な要因と関連性]

左のチャートはクリスチャン村の活性化に関連する要因・課題・アプローチと必要なアクションを示しています。 先ず考えておく必要があるのは 1) 適正会員数は? 2) クリスチャン村をどのような形の集まり・環境にして行くのがよいのか? という点です。

資料全文のダウンロードはこちらから  

給湯設備と生活排水に関する情報

今回、春の信越・妙高高原・池の平に触れる目的で(具体的にはフキノトウ・各種山菜目当てに) 4/18 にクリスチャン村にやって来ました。 3月にスキーに来た時に風呂ボイラーの空焚きをしてしまった後の復旧に関連した給湯設備と、トイレの排水で発生したトラブルとその対策をお伝えしておきたいと思います(2021-05-05 村上N)。

  • 給湯設備について: 私の山荘では風呂の給湯に石油ボイラー、台所の給湯に LPガス瞬間湯沸かし器を使用しています。 風呂のボイラーは自動給湯はついていませんが追い焚きが出来るタイプで、シャワーとカランでの給湯は混合水栓で切り替えます。 先ず、冬にボイラーを使用する時に給水栓が凍結していたのをうっかりして運転した為に空焚きをしてしまい、安全装置が働いて使用不可になりました。 ボイラーそのものにダメージはなかったのでよかったのですが、復旧作業を通じて「この追い焚き付きタイプのボイラーは凍結防止の水抜き操作が煩雑になりトラブルを起こし易い」という事、給湯のみのボイラーの方が構造が単純で水抜き操作も簡単だという事、また使用する上で必ずしも「追い焚きタイプである必要はない」という事が判ってきました。 詳細を説明すると長くなりますので簡単にまとめると、「ボイラーは『給湯専用タイプ』の方が別荘地には向いている」という事になります。 理由は ① 構造がシンプルで水抜き操作も容易(前述)、② 少ない人数で時々使うには「追い焚きがなくてもよい(お湯がヌルくなったら熱めのお湯を追加すればよい → 水はいくら使っても料金はかからず、追い焚きするのも給湯するのも燃料費はそんなに変わらない)」、③ 給湯器の価格自体が安い、という事が挙げられます。 また、給水の容量を考慮すれば風呂・台所・洗面用にセントラル給湯にする事も可能でしょう。 ボイラーには耐用年数がありますので更新のタイミングには「使用状況・目的に合ったボイラーの検討」をお勧めします →「石油給湯器 種類 寒冷地用」といったキーワードでネット検索すると情報が得られます。
  • トイレ排水について: だいぶ以前(おそらく40年以上前)に汲取式から水洗式に変更して以来、特に大きな問題なく使えていたのですが、今回ついに排水管の詰まりが発生しました。 浄化槽の前に設置されている「コンクリート枡」が長年の使用で強度が劣化して詰まってしまい(木の根がはびこったのも一因ではないかと推測しています)、排水が浄化槽に流れずに配管の途中で目詰まりを起こした結果、トイレの水が少しずつしか流れなくなってしまいました。 対策は「建物から浄化槽につながっている配管(地下数十センチに埋設)を掘り出して、排水桝を新しい塩ビ製に交換しパイプも新しくする」という次第になりました。 朝から夕方までほぼ丸一日かかって、作業をお願いした郷戸さんが(連休中にも関わらず)「夢色のなを」の皆見さんと一緒に、実に見事な手順・技術で対策を施して下さいました。 浄化槽の方は定期メンテで状態が保たれますが、浄化槽に入るまでの排水系まではカバーされません。 排水管が詰まってしまうと処理が大変になるので、詰まってしまう前に可能ならば排水系の状態を確認しておくことをお勧めします(「オスイ」と書かれた排水桝があればそれをチェックする)。 今回のトラブルで浄化槽の情報や配水管がどうなっているかを再認識する事ができましたので、今後このような情報も共有していければと思い投稿させて頂きました。 

何か不明な点や詳細な情報が必要な場合はお気軽にお問い合わせ下さい→コメント記入、又は nmurakom@gmail.com までメールでどうぞ。

ロッジのカビ対策

これまで、9月から翌年の夏まで約10ヶ月ロッジを閉めた後、7月中旬にロッジを開けると「至る所カビだらけ」になっていて、その掃除に丸2日間位かかっていました。 2018年の秋にロッジの修復とリフォームを行おうと決めた時に、依頼した中電産業さんから「床下に断熱材を貼れば改善される可能性あり」という提案を受けて実行しました。 
結果は「大変効果的」と言えます。 今年(2020年)の梅雨時は雨が多かったこともあって、断熱材の下面(地下室の天井)がびっしり結露していました。 という事は「以前は結露した水分が全部床を通して部屋に拡散していた」事になります(カビが発生するのもむべなるかなです)。 水滴を「結露ワイパー」で取り除く必要がありましたが、カビ掃除よりは楽だと思います。 詳細については質問して下さい。(村上伸明)

これからの ICA と私: 村上伸明

ICA ホームページの改定に携わるようになって、これからの ICA について会員募集をどのように展開して行くのがよいか?という事をより具体的に考えるようになりました。 私自身、クリスチャン村には 53年来お世話になっていてその変化を目の当たりにして来ました。 もう20年以上前になると思いますが、田中穂積さんが「クリスチャン村の将来」に危機感を持たれて「活性化の為の問題提起」をされたことがありました。 現在、会員の老齢化と会員数の減少はより切実になってきています。 個人的には「今のままのクリスチャン村が保たれる」のが何よりですが、クリスチャン村の将来のあり方は考えて行かなければならないと感じています。 

一昨年(2019年)の秋に仕事をリタイヤして、母親から兄、兄から甥(村上元気)を経て会員を引き継いでクリスチャン村で過ごせる時間が増えて来ましたが、1973年以来仕事にかまけてだいぶ長らくクリスチャン村との接点が薄れていました。 その為会員の皆さんとのコミュニケーションも浅くなってきていましたので、新しいコミュニケーションツールとしてのホームページや LINE を通じて情報交換・意見交換を深めて行きたいと思っています。 

今後、ホームページに掲載する内容やコミュニケーションのあり方などについて考えて行ければと思いますので、意見交換を活発化させていく為のアイディア等あらためてよろしくお願いします!

池の平クリスチャン村付牧師の小友聡牧師が、 NHK Eテレ「こころの時代」で、旧約聖書「コヘレトの言葉」について語っておられます。

クリスチャン村の村付牧師である小友聡牧師(東京神学大学・教授、日本基督教団中村町牧師)は、旧約聖書の「コヘレトの言葉」を研究されて「コヘレト書」や「コヘレトの言葉を読もう」等の著作を上梓されています。 その内容が 2020年4月から NHK Eテレの「心の時代」で「それでも生きる〜コヘレトの言葉」として6回のシリーズで放映されています(「一切は空である」で始まる「コヘレトの言葉」は、聖書の中にありながら、一見虚無的な印象を与える。この謎の書が現代に伝えるメッセージを読み解くシリーズ: NHK こころの時代〜宗教・人生〜 エピソードより)。 もともと 2020年4月から 10月までの予定でしたが、新型コロナの影響で放映が中断されて 2021年1月に 第4回「幸せはどこにあるか」が放映されました。 シリーズを通して「コヘレトの言葉には、現代の激動の時代に生きて様々な問題に直面している人間に、そのあり方を見直して、生き続ける事の意味・大切さを伝えるメッセージが込められている」という事が語られています。 このシリーズは全6回で月に1回、3月まで放映される予定です(村上伸明)。 

インターネットの電波環境情報(au)

2020年度第2回理事会議事録: Ⅲ. 協議事項 1. (2)インターネットの活用(電波環境)についての報告です。

Au KDDI に関しては No. 62 の村上(伸明)ロッジは「電波のハザマ」にあるという事が判りました。 元々電波が弱く G4 /LTEで タブレット端末を使っていると、よく電波が途切れます(Ⅰ日数回)。 復帰する場合もありますが、電波の良いところに行かないと復帰しない場合がほとんどです。 ディスプレー上の電波強度を示すアンテナ数は、ほぼ 1本 で良くて 2本ですが、ロッジから南北に 150m〜200m 離れると 4本になります(北:永井さん山荘、南:妙高高原村管理事務所付近)。 
基地局電波の出力が上がれば改善されないかと考えて Au に「出力アップ計画がないか」と問い合わせてみた結果、「現在はそのような計画はない」という事でした。 電波の強さもさる事ながら、今は月に 7G のプランを使っていますが、一ヶ月フルに滞在するとどうしても容量が足りなくなります。 一方、TV を(あえて)置いておらずインターネット環境にも制約があると、正に「浮世離れ」の時間を堪能することができるので、その制約も「また良きかな」とも思っています。

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